mini ISD 3.0 マニュアル

目次


mini ISDの使用準備

「64ビット版Windows 7用P/ECEデバイスドライバ(WinUSB版)」をインストールしておいてください。
「64ビット版Windows 7用P/ECEデバイスドライバ(WinUSB版)」のインストール方法は、ホームページの2012年1月8日の記事を参照してください。

P/ECEを、USBケーブルから取り外してください。
ダウンロードしたminisd-3.0-bin.zipを、すべて展開してください。
展開したフォルダの中の、minisd.exeを実行してください。
下図のダイアログが表示されます。
[はい]ボタンを押して、拡張子関連付けを行ってください。
[いいえ]を押した場合は、後で拡張子関連付けを行うこともできます。
下図のダイアログが表示されます。
[OK]ボタンを押してください。
下図のダイアログが表示されます。
P/ECEが接続されていないので、ファイルリストを取得できなかったという意味で、正常です。
[OK]ボタンを押してください。
mini ISDのウインドウが表示されます。
左上のアイコンをクリックしてください。
「設定」をクリックしてください。
設定画面が表示されます。
下図のチェックボックスに、チェックを付けてください。
その後、[OK]ボタンを押して、設定画面を閉じてください。
P/ECEを、USBケーブルに接続してください。
キーボードの[F5]キーを押してください。
mini ISDが、P/ECEから、ファイルリストを再取得します。
P/ECEに入っている、ファイルリストが表示されました。
以上で、mini ISDの使用準備が完了しました。
なお、Windows 7のタスクバーにmini ISDを表示しておくと、次回から簡単に実行できて便利です。

mini ISDの使用方法

WindowsからP/ECEへ、ファイルを書き込む

WindowsからP/ECEへファイルを書き込むには、以下の二通りの方法があります。

「.pex」又は「.pfs」ファイルは、方法@とAのどちらの方法でも、書き込むことができます。
「.pex」又は「.pfs」以外のファイルは、方法Aで、書き込んでください。

方法@:「.pex」又は「.pfs」ファイルを、エクスプローラ上でダブルクリックすると、mini ISDが自動的に起動して、P/ECEに書き込みます。
方法A:書き込むファイルを、エクスプローラから、mini ISDのウインドウへ、ドラッグ&ドロップしてください。

P/ECEからWindowsへ、ファイルを読み出す

読み出すファイルを、mini ISDのファイルリストで選択してください。
選択したファイルの上で、キーボードの[Ctrl]キーを押しながら、エクスプローラへドラッグ&ドロップしてください。

P/ECEに入っている、ファイルを削除する

削除するファイルを、mini ISDのファイルリストで選択してください。
その後、キーボードの[Delete]キーを押してください。
下図のダイアログが表示されます。
[はい]ボタンを押してください。

P/ECEに入っている、ファイルを実行する

実行する「.pex」ファイルを、mini ISDのファイルリストでダブルクリックしてください。
ダブルクリックした「.pex」ファイルが、すぐに、P/ECE上で実行開始します。

「.srf」ファイルを、P/ECEで実行する

エクスプローラで「.srf」ファイルをダブルクリックするか、mini ISDのウインドウにドラッグ&ドロップしてください。
ダブルクリックした「.srf」ファイルが、すぐに、P/ECE上で実行開始します。

P/ECEに入っているファイルを、Windows上で表示する

表示するファイルを、mini ISDのファイルリストでダブルクリックしてください。
ダブルクリックしたファイルが、エクスプローラで関連付けされたアプリケーションで、表示されます。
関連付けされていないファイルタイプの場合は、開くアプリケーションを選択するダイアログが表示されます。

ファイルリストの表示を更新する

キーボードの[F5]キーを押すと、mini ISDがP/ECEからファイルリストを再取得します。
通常は、この操作を行う必要はありません。
mini ISDを実行した後で、P/ECEを接続した場合などに、必要になる操作です。

P/ECEを切り替える

P/ECEを複数台接続しているときに、キーボードの[F6]キーを押すと、P/ECEを切り替えてファイルリストを再取得します。

P/ECEで実行中の、プログラムを一時中断する

キーボードの[Pause/Break]キーを押すと、P/ECEで実行中の、プログラムを一時中断します。
もう一度キーボードの[Pause/Break]キーを押すと、プログラムを再開します。

プログラムの種類によっては、この機能で一時中断/再開できない場合もあります。
「おでかけマルチ」「Black Wings」「タンクバトル」等の一般的なプロクラムは、問題なく一時中断/再開できます。

mini ISDの設定画面

容量不足のとき

WindowsからP/ECEへファイルを書き込む際、P/ECEの容量不足だった時の動作を設定します。
「メッセージ表示[Ver 1.00互角]」
メッセージを表示し、書き込みを中止します。
ファイルを入れ替える
P/ECEの中にあるファイルのうち、いちばん昔に書き込んだファイルを削除し、代わりに、新しいファイルを書き込みます。
P/ECEから削除したファイルは、「入れ替えフォルダ」で指定したフォルダに、バックアップされます。
「入れ替えファイル上書き警告」にチェックを付けておくと、上記の動作を行う前に警告メッセージを表示します。
「入れ替え時にフォルダを開く」にチェックを付けておくと、バックアップフォルダを自動的に開きます。

P/ECE切り替え時にBEEP音を鳴らす

[F6]キーを押してP/ECEを切り替えた時に、アクティブになったP/ECEから、短いBEEP音を鳴らします。

SRFファイル単独指定なら実行する

この設定にチェックを付けておくと、「.srf」ファイルをP/ECEへ書き込もうとした時に、書き込む代わりに実行します。
この設定にチェックを付けなければ、「.srf」ファイルも通常のファイルと同様に、P/ECEに書き込みます。

無効なファイル名を自動的に変換する

P/ECEに書き込むファイルは、アルファベットと数字の、短いファイル名でなければいけません。
この設定にチェックを付けておくと、無効な名前のファイルを書き込もうとした時に、自動的に適切なファイル名に変換して書き込みます。

アクティブ時に必ず前面に表示する

この設定にチェックを付けておくと、mini ISDが起動した時に、重なり合ったウインドウの前面に表示されるようにします。

ファイル書き込み時に時刻を同期する

P/ECEにファイルを書き込む時、自動的に、P/ECEの時刻をWindowsの時刻に合わせます。

拡張子関連付

「.pex」「.pfs」「.srf」ファイルを、mini ISDに関連付けて登録します。
登録すると、エクスプローラで、以下の機能が使用できるようになります。
  1. エクスプローラ上で、「.pex」「.pfs」「.srf」ファイルのアイコンが表示されるようになります。
  2. エクスプローラ上で、「.pex」「.pfs」「.srf」ファイルの上にカーソルを置いてしばらく待つと、タイトル名が表示されるようになります。
  3. エクスプローラ上で、「.pex」「.pfs」「.srf」ファイルをダブルクリックすると、mini ISDが自動起動するようになります。

通常は、mini ISDを初回起動した時に拡張子関連付けを行うので、このボタンを押す必要はありません。
mini ISDを初回起動した時に拡張子関連付けを行わなかった場合や、mini ISDを置く場所を変更した場合に、このボタンを押して、再度、拡張子関連付けを行ってください。

関連付け解除

「.pex」「.pfs」「.srf」ファイルと、mini ISDとの、関連付けを登録解除します。

アイコン更新

拡張子関連付けを行っている場合、エクスプローラ上で、「.pex」「.pfs」「.srf」ファイルのアイコンが表示されています。
通常は、「.pex」「.pfs」「.srf」ファイルが更新されたら、自動的に、エクスプローラ上のアイコン表示も更新されます。
しかし、稀に、エクスプローラ上でのアイコンが更新されない場合があります。
そのような場合は、このボタンを押して、アイコンを更新してください。
アイコン表示が違っていても気にならなければ、このボタンを押す必要はありません。

時刻を同期

P/ECEの時刻を、Windowsの時刻に合わせます。


Sun Mar 25 21:42:03 JST 2012 Naoyuki Sawa (nsawa@piece-me.org)